株式会社IKEDA 塗装 防水 川崎市 川崎区 階段室 塗装
2023/03/23
使用材料 ナノコンポジットW ナノコンポジットフィラー ナノコンポジットシーラー
ナノコンポジットWは、無機成分と有機成分をナノレベルで複合(コンポジット)し、超低汚染性と耐久性を両立した無機系の塗料です。
ナノテクノロジーを駆使して開発した水性塗料用次世代型樹脂ナノコンポジットエマルション樹脂により、ナノコンポジットW特有の機能が可能になりました。
ナノテクノロジーとは、物質の特性を決定づける構造(結晶の大きさや粒子の直径など)の少なくともひとつが、ナノメートル(1nm:100万分の1ミリ)のサイズである物質を作り出すことです。
また、それらの物質を組み合わせて製品を作り出す技術のことです。
ナノコンポジットエマルション樹脂は、20~30nmの超微粒子シリカ(無機成分)の周りを、耐候性の良いアクリルシリコン樹脂(有機成分)で覆った、粒経50~60nmの非常に日小さなエマルション樹脂です。
エマルションとは、液体の中に他の液体が微粒となって分散したものを意味します。
つまり、エマルション樹脂は、水中に小さな樹脂の粒子が分散した牛乳のような形態をしたものを指します。
ナノコンポジットWは、水の中にナノコンポジットエマルション樹脂が微粒となって分散しています。
また、ナノコンポジットWは水分が蒸発するとナノコンポジットエマルション樹脂の無数の超微粒子シリカ(無機成分)が緻密かつ均一に分散したフィルムになります。
このフィルムは、これまで不可能であった無機質的な(石やガラスなど)特徴を有しているため、無機質塗料に限りなく近い水系外壁塗料にすることが出来ました。
樹脂は塗料にとって必要不可欠な原料材ですが、その原料(モノマー)を製造する原油精製という工程や焼却によって廃棄する工程において、多量のCO₂(温室効果ガス)を発生させるため、地球温暖化の原因物質のひとつとされています。
ナノコンポジットWは、この樹脂の量を大幅に低減させたナノコンポジットエマルション樹脂を使用することにより、地球温暖化対策を可能にしました。
これは、石油系資源の節約にも繋がっています。
ナノコンポジットエマルション樹脂は、樹脂の中にシリカ粒子(無機成分)が内包されているため、その容積分の樹脂の原料ができています。
従来の水性塗料と比べて樹脂量は約2分の1です。
ナノコンポジットWで戸建住宅を一軒塗装した場合、ガソリンに換算すると約10Lの石油系資源の削減ができます。
どんなに素晴らしい塗料でも、施工の経過実績がなかったり施工事例が少なければ、本当に大丈夫なのかと心配に感じるのではないでしょうか?
高い買い物になるからこそ、信頼できる塗料を選びたいと思うのは当然のことです。
ナノコンポジットWは2004年に発売開始して以来、戸建住宅はもちろんのこと、商業施設、店舗、飲食店、マンションなどさまざまな物件に使用されてきました。
15年を越える施工実績があり、実際の施工経過事例(塗装後数年が経過した景観写真)も多く見ることができます。実績の有無は最大の安心材料になりますので、信頼できる塗料をご希望の方にはもってこいの塗料です。